寝転がってスマホを見るのは目と首に大丈夫?
寝転がって見ても目が永久に悪くなることはありませんが、画面が顔に近づき、暗いところで見ることになり、寝るのが遅くなりがちです。横向きに寝て片目だけで見ていたら、片目が一時的に見えなくなったという例もあります。両目で、明かりをつけて、寝る2〜3時間前は控えるのがおすすめです。
寝転がって見ると起こること
- 画面が近づく。 腕を支えるものがなく、スマホを顔に近づけがちです。
- 暗いところで見ることになる。 電気を消して見ると画面だけが明るく、目が疲れやすくなります。
- 首や肩がつらくなる。 枕に頭をのせたまま首を曲げたりひねったりします。
- 寝るのが遅くなる。 寝る直前の画面は睡眠の質を下げることがあります。
横向きで片目だけで見ると
2016年、医学誌NEJMに、横向きに寝て片目を枕でふさいだまま暗いところでスマホを見ていた2人の女性が、スマホを置いたあと片目が最大20分ほど見えにくくなったという例が報告されました。
スマホを見ていた目は明るい光に、ふさがれていた目は暗さに慣れていたためです。スマホを消すと、明るさに慣れた目が暗さに慣れ直すまで時間がかかったのです。
米国眼科学会(AAO)で紹介された専門家は深刻な問題とは考えていませんが、両目で画面を見るようすすめています。
寝転がって見るとき少しでも楽にするには
- 両目で見る:横向きで片目だけを使わず、あお向けで両目で見ましょう。
- 明かりをつける:画面が周りより明るすぎないよう、やわらかい照明をつけておきましょう。
- 距離を守る:スマホを顔に近づけず、30cm以上離しましょう。
- 夜間モードをオン:夜は画面の色を暖かくしましょう。
- 寝る2〜3時間前は控える:米国眼科学会がすすめる、睡眠への影響を避ける方法です。
暗いところとブルーライトについては暗いところでスマホを見ると目が悪くなる?で詳しく扱っています。
よくある質問
寝転がってスマホを見ると目が悪くなりますか?
目が永久に悪くなることはありませんが、画面が近づき暗いところで見ることになるため、目が疲れやすくなります。寝るのも遅くなりがちです。
寝転がってスマホを見ていたら片目が一瞬見えなくなりました。
横向きで片目だけで見ると、両目が別々の明るさに慣れて、片目がしばらく見えにくくなることがあります。報告された例では最大20分ほどで戻りました。続く場合やたびたび起こる場合は眼科へ。
参考資料
この記事は一般的な健康情報であり、診断や治療に代わるものではありません。目の不調が続く場合は眼科医にご相談ください。





